【AP】いろいろな値と計算 [AppleScript辞書はつくれるか?]
● 値の種別
・・・Apple Sclipt で使える値にはいろいろあります。
整数(integer) ・ 小数点以下の桁を持たない(情報が無い)数
(-1, 0, -15 などなど)
実数(real) ・・ 小数点以下の桁を持つ数字。
(0.1, -1.4142135, 2.236E+15)
整数であっても8桁を超える数字は実数で扱われてしまいます。
数(number) ・・ 整数・実数のどちらも含む数値のことです。
テキスト(文字列) そのまま,文字の事。1バイト・2バイト文字など
配列(変数)・・ 複数の値を扱う事のできる変数定義
レコード・・・・ 配列変数に、情報名の割り当がある定義
date関数・・・・ 日付や時間を扱う値
アドレス値・・・ MacのFinderなどでファイル等の場所を指定する時に扱います。
● 演算式
・・・四則演算など算術計算をさせる命令。
[例] +
-
*
/
^
mod
div
などなど。
● set 〜 to 〜
[書式]set |代入変数(入物)| to (計算式)
[例] set kazu to 1
set ans to kazu + 1
set moji to "ひらカナ漢字"
set record_item to {"item1","item2"}
・・・set文は、[to]の右辺の計算をした値を、左辺の対象におさめる命令です。
左辺の対象は上の例のような変数ばかりではなく、様々なオブジェクトや
アイテムにつなげる場合もあります。
● copy 〜 to 〜
[書式]copy (計算式) to |代入変数(入物)|
[例] set kazu + 1 to ans
・・・copy文は、set文の右辺と左辺を逆にしたもので使えますが、
しかし、copyには別な使い道も有りますね。詳しくは、Finderの項目へ。
○整数
小数点以下の数値を持たない割り切れた数。
ただし、Apple Scriptでは、8桁を超えると実数変換される。
|数値又は数字| as integer
ただし小数点以下の数を持つ場合は、小数点第一位が五捨六入される。(四捨五入ではない)
.5以下の数(.5も含む)は切り捨て、.5を超える数(.5は含まない)は切り上げ。
○実数
・数値の計算
演算式で、足し算、ひきざん、かけ算、割り算はわかりますよね?
set Ans to 1 + 1 ・・・・ 変数Ansには足し算された 2が代入されます。
set Ans to 2 - 1 ・・・・ 変数Ansには引き算された 1が代入されます。
set Ans to 3 * 6 ・・・・ 変数Ansにはかけ算された 18が代入されます。
set Ans to 10 / 2 ・・・・ 変数Ansには割り算された 5が代入されます。
ほかの特殊計算など
set Ans to 10 div 3 ・・・ 変数Ansには割り算をしてあまりを切り捨てた3が代入されます。
set Ans to 10 mod 3 ・・ 変数Ansには割り算をしたあまりの1が代入されます。
set Ans to 10 ^ 2 ・・・・ 変数Ansには乗数計算された 100が代入されます。
set Ans to x ^ 2 * (x + 1) +1
()を使って複雑な計算もできますが、数学で使う中括弧、大括弧“[],{}”は使う意味が変わって
くるので計算では使わないでください。
・文字の連結
set Ans to "ABC" & "DEF" -- 文字と文字の連結
(以下成長編集中)
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