Table View(テーブルビュー)を使う(5) [AppleScript辞書はつくれるか?]
続きです。
いままでは、単行しか選べなかったのが、わかってた人はいますでしょうか?
ここからは、複数行or選択なしを選べるようになるやり方を説明します。
色々と書き直すのが面倒なので、Table View(2)のコードまで戻します。(削除ボタンがなくなってます。)
TableView(4)からなら、とりあえず削除ボタンとハンドラのaction2_とaction3_の項目を削除してください。まぁそのままでも使わなければ良いですが。
下の写真のような、Table ViewのSelectionのMultipleにチェックを入れる。
これだけで、複数行が選べるようになります。
ですが、これではコードが対応していませんので、下記のように書きなおす。
on action1_(sender)
tell ArrayController to set theSelect to selectedObjects()
if (count of theSelect) is 0 then
set ans to "選択されていません"
else
set ans to "" as unicode text
repeat with oneItem in theSelect
set ans to ans & (data1 of oneItem) & "と"
end repeat
set ans to (text 1 thru -2 of ans) & "が選択されました"
end if
textField1's setStringValue_(ans)
end action1_
前回までは値は一つだったので単純だったのですが、今回は複数行(マルチプル)なので、値の収集のためリピート文が使われているのが変わったところですかね。あと、0行(選択無し)もありうるので対応しています。
まぁ、ようは『SelectionのMultipleにチェックを入れる』だけで使えますよと言うことです。
今回はここまで。
コメント 0