Applescriptで操作するAdobe Photoshop5

フォトショップでテキストを扱う方法

 

tell application "Adobe Photoshop CC 2019" activate make new document with properties {name:"Hello, World!", mode:RGB, width:200, height:120} tell current document make new art layer with properties {kind:text layer} tell current layer tell text object set contents to "Hello, World!" set position to {1 as inches, 1 as inches} set justification to left set stroke color to {class:RGB color, red:255, green:0, blue:0} set size to 40 end tell end tell end tell end tell

 新しくドキュメントを作って

テキストレイヤーというアートレイヤを追加。

Hello, World!というテキストを、左上から１インチ離れたところに、赤い文字で、40ポイントの大きさで

作成するものです。

　

　

さらにさらに、こんな書き方も...

Applescriptで操作するAdobe Photoshop4

ツールをコントロールする。

 

（例）現在のツールを取得する

tell application "Adobe Photoshop CC 2019"     set ans to current tool end tell

 

（例）ツールを変更する

tell application "Adobe Photoshop CC 2019"     set current tool to "gradientTool" end tell

 

変更する以上には何も発展性がないのですけれどね。

詳しい続きはここから。

Applescriptで操作するAdobe Photoshop3

 

フォトショップをApplescriptで書類の対象を取得します。

 

・ layer

プロパティ	値のタイプ	説明
blend mode	Valid Values: color blend color burn color dodge darken difference dissolve exclusion hard light hard mix hue blend lighten linear burn linear dodge linear light luminosity multiply normal overlay pass through pin light saturation blend screen soft light vivid light	（layerクラスから継承されます）オブジェクトを合成するときに使用するモード。
bounds	list	読み取り専用 レイヤークラスから継承されます。レイヤーの境界矩形。
container	reference	読み取り専用 （レイヤクラスから継承されます）オブジェクトのコンテナ。
linked layers	list of layers	読み取り専用 （レイヤークラスから継承されます）このレイヤーセットにリンクされているレイヤー。
name	Unicode text	（レイヤークラスから継承されます）レイヤーセットの名前。
opacity	real	（レイヤークラスから継承されます）レイヤーセットのマスター不透明度（0.0 - 100.0）。
visible	boolean	（レイヤクラスから継承）レイヤセットが表示されているかどうかを示します。
enabled channels	list of channels	レイヤセットに対して有効になっているチャンネル。 注意: コンポーネントチャンネルのリストでなければなりません。

 

（例）新しくアートレイヤーを作成します

tell application "Adobe Photoshop CC 2019" tell current document make new art layer end tell end tell

 

（例）カレントレイヤーに任意のカラーカーブを適用します

tell application "Adobe Photoshop CC 2019" adjust current layer using curves with options {class:curves, curve points:{{0, 0}, {182, 170}, {255, 255}}} end tell

 

（例）レイヤーを複製します

tell application "Adobe Photoshop CC 2019"     tell current document         duplicate layer 1     end tell end tell

 

 

・ channels

Property	値のタイプ	説明
best type	type class	読み取り専用 オブジェクトの値に最適な型
class	type class	読み取り専用 オブジェクトのクラス
default type	type class	読み取り専用 オブジェクトの値のデフォルトの型
index	integer	読み取り専用 オブジェクトのこのインスタンスのインデックス。
properties	record	このオブジェクトプロパティはすべて単一のレコードで返されます。
channel color	color value	チャンネルの色 注意: 種類がコンポーネントチャネルの場合は無効です。
container	reference	オブジェクトのコンテナ
histogram	list of integers	読み取り専用 チャンネルのカラー値のヒストグラム。 注意: 種類:コンポーネントチャネルの場合は無効です。 コンポーネントコンポーネントチャンネルのヒストグラム値については、代わりにドキュメントオブジェクトのhistogramプロパティを使用してください。
kind	Valid values: component channel masked area channel selected area channe	チャンネルの種類
name	Unicode text	チャンネルの名前
opacity	real	アルファチャンネルに使用する不透明度（パーセント）、またはスポットチャンネルに使用する固定度（0～100）。 注意: 種類がマスク領域、種類が選択領域の場合のみ有効です。
visible	boolean	チャンネルが表示されているかどうかを示します。

 

（例）新しいチャンネルを作成

tell application "Adobe Photoshop CC 2019"     tell current document         make new channel with properties {name:"alpha1"}     end tell end tell

 

（例）チャンネルを選択（複数可能）

tell application "Adobe Photoshop CC 2019"     tell current document         set current channels to {channel 1, channel 2, channel 3, channel 4}     end tell end tell

 

動作はMac OS Mojave 10.14.2 / Adobe Photoshop CC 2019(v20.0.2) で検証していますが、

 

MacOS X 10.8以降/Photoshop CC以降なら使えるようです。

 

Applescriptで操作するAdobe Photoshop2

フォトショップをApplescriptで書類の対象を取得します。

 

・ application

アプリケーション

Property	値のタイプ	説明（続き）
measurement log	measurement log	実行された測定のログ。
name	Unicode text	読み取り専用 アプリケーションの名前
notifiers enabled	boolean	すべての通知機能が有効か無効かを示します。
preferences folder	alias	読み取り専用 Preferencesフォルダへのフルパス。
recent files	list of file specification	読み取り専用 Recent Filesリストのファイル。
scripting build date	Unicode text	読み取り専用 スクリプトインターフェイスのビルド日。
scripting version	Unicode text	読み取り専用 スクリプトインターフェースのバージョン。
settings	settings-object	読み取り専用 アプリケーションの環境設定（WindowsではAdobe Photoshop CCアプリケーションの Edit > Preferences、または、MacOSでは Photoshop > Preferencesを選択をするのと同じ）。
system information	string	読み取り専用 アプリケーションとシステムの実行時詳細。
windows file types	list of Unicode text	読み取り専用 Adobe Photoshop CCが開くことのできるファイル画像の種類のリスト。
version	Unicode text	読み取り専用 Adobe Photoshopのバージョン。

 

（例）アプリケーションが起動していなければ起動し、アクティブな状態にします

tell application "Adobe Photoshop CC 2019"   activate end tell

 

（例）開ける画像の種類リスト取得

tell application "Adobe Photoshop CC 2019"  windows file types end tell

 

・ document

プロパティ	値のタイプ	説明（続き）
background layer	art layer	読み取り専用 ドキュメントの背景レイヤー。 注意: 背景レイヤーがある文書にのみ有効です。
bits per channel	Valid values: eight one sixteen thirty two	チャンネルあたりのビット数
color profile kind	Valid values: none working	ドキュメントのカラープロファイル管理の種類。 注意: カスタムカラープロファイルを設定したい場合は、カラープロファイルの種類に値を設定せずに、適切なカラープロファイル名を設定してください。 警告: カラープロファイルの種類がすでに機能するように設定されているときにカラープロファイルの種類を機能に割り当てると、Photoshopエラーが発生します。
color profile name	Unicode text	ドキュメントのカラープロファイルの名前。 注意: カラープロファイルの種類に有効な値が指定されていません（カスタムカラープロファイルを示すため）。
component channels	list of channels	読み取り専用 コンポーネントカラーチャンネルのリスト。
current channels	list of channel	選択したチャンネル
current history brush source	history state	履歴ブラシと共に使用する現在の履歴状態。
current history state	history state	選択された履歴の状態
current layer	layer	選択したレイヤー
file path	alias	読み取り専用 文書のフルパス名。
height	real	読み取り専用 文書の高さ（単位値） 注意: このプロパティは、documentに対してmakeコマンドを使用するときに設定できます。
histogram	list of 256 integers	読み取り専用 複合文書の値のヒストグラム。 注意: 以下の場合にのみ有効 mode: RGB; mode: CMYK; mode: indexed color (mode 参照)

プロパティ	値のタイプ	説明（続き）
info	info-object	読み取り専用 ドキュメントのメタデータ
initial fill	Valid values: transparent use background color white	読み取り専用 最初の塗りつぶし 注意: 'make new document'コマンドでオプションとして使用した場合にのみ有効です。 See make.
managed	boolean	読み取り専用 文書がワークグループ文書かどうかを示します。
measurement scale	measurement scale	読み取り専用 ドキュメントの測定尺度
mode	Valid values: bitmap CMYK duotone grayscale indexed color Lab multichannel RGB	読み取り専用 文書のカラープロファイル。 注意: このプロパティは、documentに対してmakeコマンドを使用するときに設定できます。
modified	boolean	読み取り専用 最後の保存以降に文書が変更されたかどうかを示します。
name	Unicode text	読み取り専用 文書の名前 注意: このプロパティは、documentに対してmakeコマンドを使用するときに設定できます。
pixel aspect ratio	real	使用する（カスタム）ピクセル縦横比（0.100～10.000）。
quick mask mode	boolean	文書がクイックマスクモードかどうかを示します。
resolution	real	読み取り専用 ドキュメントの解像度（1インチあたりのピクセル数）。 注意: このプロパティは、documentに対してmakeコマンドを使用するときに設定できます。
selection	selection-object	読み取り専用 文書の選択領域
width	real	読み取り専用 ドキュメントの幅（単位値） 注意: このプロパティは、documentに対してmakeコマンドを使用するときに設定できます。
XMP metadata	XMP metadata	読み取り専用 画像のCamera Raw設定。 注意: Camera Raw形式で開いた文書にのみ有効です。

 

（例）前面のドキュメントのイメージカラーモードを取得

tell current document  set ans to mode end tell

（例）保存をせずにドキュメントを閉じます

close current document saving no

 

 

動作はMac OS Mojave 10.14.2 / Adobe Photoshop CC 2019(v20.0.2) で検証していますが、

 

MacOS X 10.8以降/Photoshop CC以降なら使えるようです。

 

Applescriptで操作するAdobe Photoshop

フォトショップをApplescriptで書類を開く操作をします。

動作はMac OS Mojave 10.14.2 / Adobe Photoshop CC 2019(v20.0.2) で検証していますが、

MacOS X 10.8以降/Photoshop CC以降なら使えるようです。

 

PhotoshopでPDF書類を画像として開く

open alias "ファイルの場所"

で、フォトショップ形式のファイルを開くことができますが

PDFを開く場合は形式のオプションを付けた方が良いでしょう。

open alias locationUrl as PDF

  

さらに細かな設定をすることができます。

open alias locationUrl as PDF with options ¬ {class:PDF open options, mode:RGB, resolution:72, use antialias:true, page:1}

 

　　class:PDF open option　--PDFを開くためのオプションだよと宣言しています

　　mode:RGB　　　　　　  --カラーモードの設定をしています(他に CMYK, Lab, grayscale Labなど)

　　resolution:72　　　　　 --１インチあたりの解像度を設定しています

　　use antialias:true　　　 --アンチエイリアスの有効設定をしています

　　page:1　　　　　　　　  --複数のページがある場合に開くページを指定することができます。

　　　　　　　　　　　　　　　省略した場合はPage1になります。

オプション無しだと環境によっては、意図せず前回開いた書類のサイズやカラーモードが引き継がれてしまう場合があります。

 

 

　

 

 

詳しい続きはここから。